Amazon オンラインで魅力発信

 

京田辺フルフィルメントセンター 外観

Amazon・ジャパン(東京)は10日、本校の学生180人を対象に、グローバルビジネスとして破竹の勢いで成長する同社の魅力をオンラインで紹介した。その重要な物流拠点の一つ、「京田辺フルフィルメントセンター」で責任者を務める梶山浩史さんが講師を務めた。

Amazonはコロナ禍の2020年度、世界売上高は前期比で約38%増を記録し、LinkedInの2021年度版「今働きたい会社」では第一位に選出された。同社は日本市場向けにサイトを開設して、今年で20年になる。今では、映画・音楽・食品など生活の至るところに介在するが、当初の販売品目は本に限られていた。

 

Amazonの魅力をオンラインで説明する梶山さん
Amazonの魅力をオンラインで説明する梶山さん

この20年の大躍進の秘訣は、『地球上で最もお客様を大切にする企業』という理念と、『two way door』という考えを重んじる企業文化にある。

『two way door』では、「失敗を恐れず何度でもチャレンジをして欲しい」という創業者ジェフ・ベゾス氏の思いから、重大な失敗をしてもやり直しが効くように、あらかじめ意思決定のシステムが調整されている。後戻りできない一歩通行のone way doorでは、これほどまでの事業の拡大には至らなかったかもしれない。

 

こうした企業風土が糧となり、現在もその勢いは止まるところを知らず、スカウト(自動配送ロボ)やプライム・エアー(空の配送)など最新のテクノロジーを駆使した事業の普及を目指し、Amazonはチャレンジを続けている。

梶山さんは、「学生時代は、何でもいいから好きなことにチャレンジをして欲しい。きっとそれが就職してからも魅力になる。」と180人の参加者に笑顔で語った。