学生集う 交流カフェ

京都河原町にある西日本最大級の学生カフェHYGGER(ヒュガ―)。入場可能なのは学生のみでスタッフも全て大学生。お客さんへの対応はもちろん、営業活動など運営に必要な業務の全てを学生が行っている。だが、ただ学生がカフェを運営し、お茶を振舞うだけでは無いのが、このカフェの特徴だ。

「人生を変える環境」

「HYGGER」店内の様子

HYGGER では、学生同士または企業との交流、また時には芸能人とのコラボが出来るようなイベントを随時企画し、実施している。例えば、読書好きが集まって開催する読書会や自分のやりたいことに社会問題を掛け合わせて世の中をよくするプロジェクトやカナダやイギリスに留学するための説明会の定期開催。医療や介護、保育関係の企業と福祉業界に興味のある学生を集めてイベントの実行など、ここには書ききれないほど幅広い活動を行っている。最近ではHYGGER 専用のYoutubeチャンネルを設立し「誰もがYoutuberになれるチャンネル」を目指して活動を始めるなど、新しい分野をどんどん開拓している。

HYGGERの代表はこの春に本学を卒業し、現在は株式会社Next Keymanの社員である山口拓宏さん。山口さんは、自分の好きな仲間が集まるコミュニティ・スペースを作りたいという気持ちがきっかけで、将来的に自分のカフェを持つための修行としてHYGGERの運営に携わるようになった。だが、携わるうちに心境が変わった。山口さんは「今の大学生はやりたいことはあるが、それを叶える場所を探すことができず燻っているように感じる。結局サークルとバイトを盲目的に行いながら、何となく大学生活を終えてしまっている。もったいない」と話す。

自身も入学後に大学のサークルが期待していたものとは異なり、どうすればよいか悩んだ経験がある。その経験からHYGGERを学生が視野を広げる場所にしたいと思うようになった。また、支援という形でサポートしていくのではなく、肩を並べて一緒に新しい環境や状況に飛び込んだり、将来について考えたりしたいと話す。

山口さん自身も新しくeスポーツ事業に携わる組織に入るなど挑戦を続けている。今後HYGGERをどのような場所にしていきたいかを尋ねると「ここに来れば自分の知り合いや友人がいて、家族のような温かさを感じられる空間にしたい。また、大学間交流をもっと増やして学生同士のコンタクトがどんどん取れる場所にしていきたい」と話す。

最後に新入生に向けて「HYGGERにぜひ一度来てほしい。人生が変わる環境を用意できる」と力強く語った。まもなく新学期が始まる。入学後、大学生活に悩む時期があるかもしれない。そんな時はぜひHYGGERの存在を思い出して訪ねてみてほしい。