レトロでポップ!趣光る

心も体も温まる銭湯 京極湯

京都市内には、たくさんの銭湯がある。下宿に引っ越してきてまず初めに近くの銭湯を調べたほど温泉や銭湯好きの筆者にとってはうれしい限りだ。今回は京都市上京区、千本通の付近にある「京極湯」を紹介する。

京極湯の外観

京極湯は昭和21年の創業で、古くから地域に親しまれてきた歴史ある銭湯だ。昔ながらの銭湯といった趣がある。暖簾をくぐると、番台にいらっしゃるご主人や奥様が出迎えてくださる。「湯船のお湯は井戸水を薪で沸かしているから、入ると体が芯から温まる」と実際に湯船に入っている時に、常連さんに教わった。

浴場内はとても快適で、普通の浴槽の他にも、電気風呂や薬湯など、何種類ものお風呂を楽しむことができ、湯船でほかのお客さんと会話を楽しむことができる。心も体も温まる銭湯なのだが、京極湯の魅力はまだまだある。京極湯の特色は何といっても、レトロな雰囲気の中にポップなかわいらしさが取り入れられていることだと感じる。正面に立つとまず目を引くのが、白地に様々な色で模様が描かれたカラフルな塀である。この塀は東京造形大学の教授に描いてもらったそうだ。鮮やかでモダンなデザインでありながら、銭湯や町の雰囲気とも調和しており、今では京極湯のトレードマークにもなっている。

「ここならではの雰囲気を」

ボイラー室の中では、薪でお湯を沸かしている

他にも、金、土、日に行くとお湯に黄色いアヒルのおもちゃが浮いているなど遊び心満載だ。このような、新しい遊び心のある取り組みをされている理由をご主人に伺ってみると、「昔と違って今はほぼすべての家庭にお風呂がある、だからここでは家では味わえない銭湯の雰囲気を味わってほしい」からだとおっしゃっていた。

体の芯から温まるお風呂は徐々に寒さが増してくるこれからの季節にぴったりだ。お風呂と素敵な雰囲気を同時に味わえる京極湯に行ってみてはどうだろうか。

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【京極湯】所在地:京都府京都市上京区東西俵屋町666 営業時間:15時~24時 定休日:毎週月曜日 入浴料:430円 アクセス:京都市バス 千本中立売で下車、西陣京極内

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